はじめてのための、ホンモノのお箸
職人さんの長年の経験と技術からお子さんのはじめてのお箸にぴったりな、小さな手に馴染み、食べ物がつまみやすく、口当たりのよい漆塗りのはじめてのお箸が生まれました。
日本人として生まれたからには、お箸をしっかりと使えるようになってほしい。
一番最初に使うお箸だからこそ、大人顔負けのこだわりの逸品を使ってほしい。
そんな想いを込めながら、職人が一本一本つくる、“はじめてのお箸”には一見、シンプルですが、さりげない知恵がたっぷりつまっています。
はじめてにぴったりな理由
八角形のカタチ
先まで口当たりがよいようにできる限り丸に近く、けれども、指先やテーブルの上で転がらないように、八角形のカタチにこだわりました。
一つひとつ、すべての八角形の角は、丁寧に面取りして、丸みをつけてあるので、手の馴染みがとても心地よいです。
寸胴でつまみやすい
箸先から箸元(箸の頭)まで寸胴なカタチなので、食べ物に接する面が大きく、はじめてお箸を使う子どもにとっては先が細いお箸よりも、つまみやすくなっています。
噛んでも安全・丈夫
はじめはお箸をかじりがちなお子さんが、少しでも長く使えるように、時間をかけて漆を7回繰り返し摺り込むことで、丈夫な7層の漆の層をつくり、噛んでも木地が出にくくしました。
明日(あす)大きくなろう(なろ)
能登半島でとれる、あすなろ(能登ヒバ)の木から職人さんの手によって一本一本、お箸のカタチを削り出します。
そして、蒸気で圧縮、半年かけて十分に乾かし、より丈夫なお箸にします。
あすなろの木は、衛生的でお箸にぴったりです。「明日(あす)大きくなろう(なろ)」という想いをこめ、このお箸でいっぱい食べて、すくすくと大きくなりますように。
漆を7層重ねる
職人さんが一本ずつ“拭き漆”という技法で、漆を塗り重ねていきます。塗っては乾かしを繰り返し、約1ヶ月かけて漆を7層にも塗り重ねていきます。
そうすることでお箸一本一本の強度もあがり、噛んでも木地がでにくく、丈夫に長く使うことができます。また塗り重ねることで、毎日使って洗っても、汚れや洗剤が木地に染みにくく衛生的です。
命をつなぐお箸
お箸はもともと、古代人が食べ物を木の枝でつまんでいたことがはじまりと言われています。
お箸は食べ物を口に運び、命をつなげてくれる大切な生活の道具です。丹念な職人さんの手仕事から生まれたお箸は、子どもたちの毎日の食事をより楽しく、そしてよりご飯を美味しくしてくれるはずです。一本一本、大切に作ったお箸を、aeruオリジナルの桐箱のお箸入れにお入れしてお届けします。
ぜひご自分の、そして大切な方の、大切なお子さまへ、職人さんが想いをこめて手作りした“はじめてのお箸”をお贈りください。
『はじめてシリーズ』のお茶碗、汁椀、お箸、箸置き
「左がご飯、右がお味噌汁。真ん中におかずで、手前にお箸」「お茶碗は、高台を支えて…」など、日本の食事の所作が、自然と身につくように。そんな想いを込めて誕生したのが、『はじめてシリーズ』です。
最初は、お椀の持ち方も、お箸の持ち方も分からないかもしれないけれど、お父さんお母さんと食事をして真似をしながら、だんだんと上手くなりますように。
佐賀県から 有田焼の はじめてのお茶碗
小さな手でも、指を高台に添えられるほどの持ちやすい大きさになっています。
『はじめてシリーズ』のお茶碗はこちらから>>
福井県から 越前漆器の はじめての汁椀
「美しい所作でおいしく食べる日本の文化を毎日の食卓で伝えていきたい」。
そんな想いから、『はじめての汁椀』には、ふたをお付けしています。
『はじめてシリーズ』の汁椀はこちらから>>
石川県から 漆塗りの はじめてのお箸
転がりにくく、食べ物をつかみやすい、「八角形で寸胴なカタチ」になっています。
香川県から 庵治石の はじめての箸置き
庵治石(あじいし)そのままの自然な風合いは、お茶碗の白に近い灰青色、汁椀やお箸の黒や茜にすっとなじんでくれます。
『はじめてシリーズ』の箸置きはこちらから>>