こちらの商品はふるさと納税でもお選びいただけます。
グッドデザイン賞受賞/NHK「イッピン」など多数のメディアで紹介していただきました。
コップで水を飲む時間が、学びとワクワクに
コップで水を飲む。毎日の、当たり前のようで大切な時間。
そんな瞬間も、実は子どもにとっては学びとワクワクにあふれているはず。
ゴクゴクッ、「おかわり!」「よく飲めたね。じゃあ、次はどれくらい飲む?」様々なものがあふれる今の時代、「おかわり!」から始まる、そんなコミュニケーションが少なくなっているかもしれません。
自分が欲しい量を理解して大人に自ら伝える大切なチカラを、毎日の食卓で育むお手伝いができたら・・・そんな想いから生まれたaeruの『こぼしにくいコップ』は、小さな両手で持ちやすく、飲みやすい、日本の伝統技術を活かしたコップです。
こぼしにくいコップのデザインに込めた想い
あえて取っ手をつけていません
aeruの『こぼしにくいコップ』は、小さな子どもが、両手でしっかり持ってごくごく飲めるように、あえて取っ手をつけていません。
代わりに段差をつけて、指で支えやすく、落としにくいカタチを生み出しています。子どもの小さな両手でも包むように持つことができ、しっかりと支えられます。
両手で丁寧に扱うという日本らしい美しい所作も自然と生まれるカタチです。子どもがしっかりと両手でコップを扱い、手作りされたモノと向き合う時間、モノを大切に扱うことを学ぶ時間、そんな成長の時間をともにします。
ごくっと飲んで「おかわり!」が生まれるサイズ
『こぼしにくいコップ』は、2歳児の小さな両手で包み込むときにも、大きくなって片手で飲むときにもぴったりの大きさです。
まだたくさんの量を飲めない子どもでもゴクゴクと飲みきれる量だから、飲みきった達成感とともに、「おかわり!」と、嬉しそうな笑顔を見せてくれるはず。
「よし、じゃあ次はどのくらい飲みたい?」子どもはそこでまた、自分の欲しい量を考えて「いっぱい!」「はんぶん!」とお父さんお母さんに伝えて・・・「おかわり」から生まれる、大切な学びの時間。
和えるの商品は、親子のコミュニケーションをデザインしていきたいと思っています。
雪国・青森県で受け継がれる津軽塗り
しんしんと雪が降り続ける長い冬をじっと耐え抜く津軽の人々は粘り強い。
そんな雪国に暮らす人々の気質が表れた津軽塗りは、約50もの工程を3ヶ月弱かけて作られます。
津軽塗りは「研ぎ出し変わり塗り」という技法が用いられ、国産のトチの木を素地に、漆下地で丈夫な漆器の基礎を作り、何度も何度も塗り重ねた漆を、平らになめらかに研ぎ出して、世界に一つだけの、美しい模様を生み出していきます。
aeruがご縁のあった職人の丹念な手仕事から生まれた津軽塗りは、手入れしながら長く付き合いたくなる、心地のいい家族の一員になるはずです。
家族みんなでひとつずつ“同じで違う”がうれしい
数ある伝統産業の中から、aeruが津軽塗りを選んだ理由のもうひとつ。それは、家族みんなでひとつずつ“同じで違うもの”を持てるから。
津軽塗りでは、研ぎ出し変わり塗りという技法を用いることで、さまざまな色や表情を生み出すことができます。
「お父さん、お母さんと同じものを使いたい!」
大人が想像するよりも早く成長していく子どもたちの好奇心と自立心にも津軽塗りはぴったりなのかもしれません。
子どもと一緒に育つ、日本の職人さんからの贈り物
0歳からの伝統ブランドaeruは、伝統と現代の私たちの感性を和えた、子どもと一緒に育ち、大人になっても共に暮らし続ける製品を全国の職人さんとお届けします。
子ども目線で作られたホンモノが、子どもたちの豊かな感性や価値観を育むお手伝いができますように。
お直ししながら長くずっと
使い続けているうちに漆が少しずつ剥げてきたら、職人さんが、丁寧に漆を塗り重ねてお直しいたします。何でもすぐに手に入る時代、ものを直して丁寧に使うことも、子どもたちには貴重な経験かもしれません。
コップが、また帰ってきたら「おかえりなさい」。
大切な家族のように、一日でも長く寄り添ってお使い頂けたら嬉しいです。
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個性いろいろ5種類の津軽塗りたち
津軽塗りでは、一般的には全ての面を研ぎ出し変わり塗りにするもの。
でも、aeruの津軽塗りの『こぼしにくいコップ』の上部は研ぎ出しではなく黒く塗られています。
それは、現代の食卓に馴染む色合いであることと、上に黒色、下には鮮やかな色があることで、子どもが自発的に持つ場所を意識することができるように、という想いも込められています。
赤七々子塗り微粒面
赤と黒という、最も日本の伝統的な美しさを感じる色合い。
でも、実は5色の中で一つだけ伝統的な津軽塗りではないのが、この赤。
津軽塗りは表面がなめらかになるまで研ぎ出すのが一般的ですが、赤は磨ききらずにあえてざらざらの質感を残すことで、滑り止めとなって持ちやすく、赤の表情も愛らしく仕上がりました。
aeruではこのざらざらな表面のことを、新しい津軽塗りの技法として、微粒面と呼ぶことにしました。
緑七々子塗り、橙七々子塗り
aeruの中でも「大人っぽいね」と評判の色。
もともと津軽塗りとして使われることがほとんどなかった色でしたが、aeruが職人さんの工房を訪れたときに見つけて、現代の食卓に馴染む色なので是非、ということでお選びしました。
緑と橙に浮かぶ生成り色の輪は、すべて菜種の形から生まれる自然の形で、一つとして同じ輪がないことから持つたびに眺めるのも楽しくなりそうです。
乳白唐塗り
やわらかな乳白色と色彩豊かな輪に金色がさりげなくのぞいて、上質感と愛らしさを兼ね備えたこの珍しい色合い。若い方や海外のお客様にも、赤と並んで人気の高いお色です。
青唐塗り
たくさんの生きものたちが住む海のような青。唐塗りならではの一つひとつ浮き出る不思議な模様が、
コップで飲む何気ない時間も「イルカがいたね!」「ヒヨコかな?」なんて、子どもの想像力を膨らませてくれそうです。
自然の恵みにより生まれる、表情について
赤七々子塗り微粒面・緑七々子塗り・橙七々子塗りに、黒点・白みを帯びた点が見られる場合がございます。これらは、製作において必要な菜種の皮が残ることにより生まれる表情です。自然の恵みにより生まれる現象ですので、予めご了承くださいませ。そのような表情も、お楽しみいただけますと幸いです。
親子で一緒にお使いいただけます
『こぼしにくいコップ』は小さな子どもから、大人になってもずっと長くお使い頂けるデザイン。
実際にお手に取られたお客様からも
「親子で1カップサイズのデザートを盛りつけるカップとして使っています」
「この子が大人になったら、親子で美味しいお酒を飲み交わす、ぐい飲みとして使いたい」
など様々な使い方を見つけて頂いたりすることも、aeruスタッフの楽しみだったりしています。
贈り物に込めた想いが、伝わりますように
商品の特徴や取り扱い方をまとめたしおりを添えて、お届けします。どのような自然素材から作られているのか、どのような想いを込めて職人さんが作っているのか等、贈り物に込めた想いが受け取った方に伝わるように、手のひらサイズの小さなしおりを商品に添えています。
aeruオリジナル包装紙でのラッピングや熨斗も承っております。ラッピング詳細はこちら。