現在こちらの商品は品切れ中でございます。離乳食でも大活躍!漆塗りのお食い初めセットのご用意もございますので、よろしければご覧くださいませ。
はじめての “食べる” をホンモノで
生まれてきてくれた子どもの成長を喜び、祝い、一生食べ物に困らないようにと祈る、日本の伝統行事“お食い初め”。
お食い初めは、はじめてお乳以外の食べ物を口にします。
そんな大切な、お食い初めの思い出ととともに、大きくなってからも、ずっと使えるものがあったら。
この想いから、行事の後も毎日使える「石川県から 漆塗りの 食い初めセット」は誕生しました。日本の職人たちが、大切な節目を迎える子どもたちのために、伝統技術を活かして、一つひとつ手作りしたお食い初めセットです。
昔ながらの風習だと、「男の子は赤、女の子は黒」と言われますが、aeruのお食い初めセットはより現代の暮らしに馴染む色みにデザインしており、性別によらずお好みで選ばれる方も多くいらっしゃいます。
欅のように、すくすく育ちますように
器は石川県で450年以上の歴史を持つ山中漆器の職人が、一つひとつ丁寧につくります。
内側に“返し”をつけることで、すくいやすく、こぼしにくい器は、北陸のしんしんと降る雪の中でたくましく栄養をたっぷり吸収して育ったケヤキの木から生まれました。
空に向かってまっすぐ末広がりに枝を広げ、空を支えているような力強さがあるケヤキ。
「子どもたちもケヤキのように元気にすくすく育ってほしい」という願いがこめられています。
明日(あす)大きくなろう(なろ)
はじめてにぴったりな、使いやすいお箸は、職人さんの長年の知恵と技術から生まれました。
子どもの小さな手に馴染み、食べ物がつかみやすく、口当たりもよい、八角形のカタチ・太さ・長さのお箸を、一本ずつ想いをこめて手作りしました。
お箸は能登半島でとれる、あすなろ(能登ヒバ)の木から生まれました。
「明日(あす)大きくなろう(なろ)」という想いをこめ、このお箸でいっぱい食べて、すくすくと大きくなりますように。
お食い初めのとき、生後100日の赤ちゃんはまだお箸が使えませんが、大きくなって、お箸が使えるようになったとき、職人さんが手作りしたお箸を“はじめてのお箸”として、使っていただけたら嬉しいです。
儀式のそのあとも
お食い初めセットは、たった一度の行事にしか使えないことから廃れつつある伝統文化の一つです。
伝統を絶やさないためにも、日常的に使うことのできるお食い初めセットをつくりました。
器もお箸も、 “漆”を塗って、磨きを繰り返し、塗り重ねていきます。
何層にも漆を重ねているので、丈夫で木地がでにくく、汚れや洗剤が染みにくいので、毎日、お使いいただけます。
漆塗りの食器といえば、お食い初めや、お正月、結納など、行事のときだけに使う「改まったもの」「特別な日のもの」というイメージが強いかもしれません。
けれども、口当たりがよく、軽く、その色や質感は不思議と心が落ち着き、毎日使えば使うほどに食卓に馴染んでいきます。
成人したときの楽しみ
お食い初めセットについている蓋も、山中漆器の職人さんが器と同じように、一つひとつ丁寧に作っています。
この蓋は、お食い初めの“香の物”や、“紅白餅”を盛りつける器としても使うことができます。
それだけでなく、成人したときには“盃”として、再び成長を祝い、両親と盃を交わすことも。
また、現代の限られた住宅事情にあわせて、裏返して器の中に、コンパクトに収納できるようになっています。子どもともに成長し続けるお食い初めセットとして、家族の一員となりますように。
日本の手仕事を、桐箱に入れてお届け
職人たちの想いのこもった手仕事から生まれたお食い初めセットを、aeruオリジナルの桐箱に入れてお届けします。
正方形の桐箱は、落としぶたになっており、人の手によって一つひとつ角をとり、丸くすることで生後100日の赤ちゃんを迎える、凛とした優しい表情を持っています。
また桐は、湿気や乾燥、火災から大切な物を守ってくれます。
家族とともに赤ちゃんの成長を喜び、祝い、祈り、長い年月、美しい佇まいで見守り続ける、お食い初めセットです。